急に寒くなりましたが、いかがお過ごしですか?
富士山も昨年より15日遅れですが初冠雪したそうです。
あと数日で11月、残り2か月を有意義に過ごしたいものですね。
=お知らせ=
11月毎年大好評のキャンペーンの予約が始まります。
今年は堆肥セットのほか、ソイサポがラインナップに入ります。
ソイサポのプレゼントもあるかも…。
どうぞお楽しみに~。
☆微生物を使った土づくりの検証プロジェクト☆
弊社では以前から有用な微生物(善玉菌)を使用した資材を取り扱っております。
商品名と狙いは、
つぶYKD ・・・センチュウからの被害の軽減
つぶトリコン・・・糸状菌が原因の土壌病害からの被害の軽減
これらは薬剤とは違い、微生物による土壌改良(生物性の改善)を行い、地力を高めるロングセラー製品です。
☆しつこく慢性化したお悩みの改善に多様な打ち手を持とう!☆
水稲に発生する紋枯病・疑似紋枯病は高温多湿状況で発生しやすく、全国的に問題となっています。その対策としては…
・薬剤での防除(化学のチカラで直接叩く)
・浮きワラ等の浮遊物の回収、残渣処理(感染源の菌核を減らす工夫)
・植栽密度を増やし過ぎない(多湿状況を回避する工夫)
・過繁茂にならない肥培管理(窒素の効かせ過ぎに注意)
・稲体の体力増強(ケイ酸、ミネラルの積極施用)
等が奨励されています。弊社ではこれらに加えて、
・善玉菌を使い、悪玉菌が増殖する土壌環境を改善する、を提案します。
実際の圃場使用を開始し効果を観察中です。
微生物資材は圃場条件によって効果の出方は様々ですが、真菌培養された安全で有用な善玉菌の補給は、悪玉菌の増殖を抑え、地力改善に役立つことは間違いありません(適正使用量、前提条件の整備が課題です)。
紋枯病や疑似紋枯病は手ごわい病気ですので、上記の対策を行いましょう。弊社では、有効な施用時期や施用量の知見をさらに深めつつあり、下記の微生物資材のお試しをご提案いたします。
有用菌資材の想定施用量 以下のいずれかをお試しください

つぶトリコン 代かきの前後に40~60kg/10a
(稲わらに資材をまぶす感じで散布すると良いらしいです)
ゼオサット 秋~春起こし時に36~60kg/10a
(稲わら分解菌も含みます。残渣分解目的にも好適です。)
今月号の川口肥料ニュースはこちら→川口肥料ニュース25.11月号
今月も最後までお付き合いくださりありがとうございます。



