イランによるホルムズ海峡の事実上の封鎖のため原油が高騰しています。
化成肥料を始めあらゆる石油化学製品、物流に大きな影響があり、この状況がいつまで続くか見通せません。
肥料業界でも駆け込み需要が出始めていますが、海外原料の輸出規制、乾燥重油やポリ袋等の供給制限、運送業界の人手不足等のため、急ぎの対応は思うがままとはいかない状況です。
もし可能ならば、特に化成肥料はインフレで値上げが想定されるだけに、お早めに購入しておくことをお薦めします。

あちこちで桜の開花宣言がされ、お花見シーズンになりました。
物価高で決して生活は楽ではありませんが、それぞれが工夫して楽しい時間を過ごしていることと思います。
今月のニュースは重い話から始まりましたが、いかに効率的な方法で生産するかを考えるテーマとしました。
最後までお付き合いください。



無駄のない土づくりの継続が難局への最適解

農業資材の物価上昇が不可避な中、いかに対策するかが現実的な課題です。
肥料、土改材については「無駄遣いを減らし、効果的にキッチリ使う」が正解と思います。

①土壌診断結果の活用(不足している栄養分への優先的な施用)
②過去の栽培日誌の総チェック(無駄と必要を炙り出す)
③地力の底上げ(①を実施の上、微生物を活かす)
④輪作の導入(連作は各資材を多く使う傾向がある)
⑤高生産性圃場への集約(高収益圃場で稼ぎ、低圃場は粗放に徹する)

等はプロ農家がすでに行い、成果を上げている手法の代表例です。

特に③は注目されており、有用菌を含む資材を使い、残存する地力の活用・増強を行うことを提案します。

おすすめ資材

 地力アップ・・・小粒ちゃん・ソイサポ
 微生物資材・・・つぶYKDつぶトリコン
         ゼオサットヘルス
         バイオS5バクタモン

円安・物流高騰等で輸入農産物は不安な上、圃場面積や生産者の減少により国産農作物の供給に懸念が生じている状況では「高品質農産物の安定供給するプロ農家」は引っ張りダコです。

生産コストを価格に乗せても販売先に困らないプロ農家こそ、今後生き残ると見込まれます。

「土づくりを継続し、一定水準以上の品質の作物を安定生産する」

そのための資材への投資をするか?しないか?そこが生き残れるかの分かれ道だと思います。
無駄なく効果的に土に投資することで、不安定な世情をピンチからチャンスとしていきましょう!

今月の川口肥料ニュースはこちら→川口肥料ニュース26.4月号

今月も最後までお付き合いくださりありがとうございます。

ご質問、ご感想等ぜひお寄せください。