空気が乾燥しています。火事のニュースも多く、インフルエンザも流行っているそうです。
マスク姿の方も多く見受けられるようになりましたが、お体変わりはありませんでしょうか。

今回のテーマは
「☆油断大敵!来作の対策(高温障害・病害虫)は、今からやるべし☆」です。
今月号も暖かい場所でゆったりご覧願います。

本格的な冬が始まります。施設作物以外は作付けを控え、土を休ませる季節です。
土を上手に休ませることで、

①地力の向上(作物残渣等の有機物の腐熟開始に好適な時期です)

②土質の改善(低温下の土壌水分の凝固・融解による風化で土壌の膨軟化)

③病害虫の越冬阻害(寒風殺効果、耕運後の天敵捕食殺効果)

等が期待できます。四季のある風土特性を上手に活用すべきです。
地域ごとに以下の留意点を参考いただき、上手に土を休めましょう。

【寒冷地:東北北部以北、本州高原地域】
土壌中の微生物がほぼ活動を停止するため、有機分解には分解菌資材の添加と共に必ず化成窒素源(尿素や硫安・石灰窒素)を併用しましょう。北海道の一部地域では春先の急激な有機物分解で発生するガス害を抑制するため、雪どけ前後に鉄・ミネラル資材の使用が望ましいです。

【中間地:東北南部以南の本州、四国、九州北部】
日中はゆっくりと有機物分解が進むため、重粘土土壌以外では、耕運作業を行い有機物分解を進めることができます。手間を惜しまず早期に腐熟作業を行うと良いでしょう。重粘土土壌なら荒く耕起して寒風にさらし、春先晴天日に丁寧に土塊を破粋するのもよいでしょう。

【暖地:九州南部、太平洋側の早場米産地等】
有機分解菌だけでなく、病原菌も活発に活動するため、それらを抑えるために「アルカリ分を含む資材」や「トリコデルマ菌等の善玉菌資材」を導入しましょう

(米ぬか等の新鮮有機物のみの散布では悪玉菌を増やしてしまう失敗例も散見されます。ご注意ください。)

 

 


使用する土づくりの資材、お薦めは?

水稲なら「けい酸」、畑作なら「石灰資材(貝化石がおすすめ)」を施用して軽く耕運しておくのが基本です。各肥料では「く溶性成分」であれば流亡が少なく施肥作業労力を分散することができます。春は忙しい方にお薦めです。

寒冷地以外であれば有機系資材を使うことで地力の底上げと土壌の団粒化促進が狙えて、こちらもお薦めです。

お薦め資材  ソイサポ - SOIL SUPPORT –  バイシリカ  ゼオサット

今月号の川口肥料ニュースはこちら→川口肥料ニュース25.12月号

今月も最後までお付き合いくださりありがとうございます。

ご質問、ご感想等ぜひお寄せください。