先週末の寒波では雪の多い地方ではさらに雪が積もり、静岡県でも東名高速が閉鎖されるほどでした。毎日の雪かきなど大変お疲れのこととお察しします。
春が本当に待ち遠しい時期です。お体ご自愛下さい。
腐植酸の話
さて今月のテーマは「腐植酸の話」です。
最近よく聞く気になるワードですね。
最後までお付き合いのほどお願いいたします。
腐植酸資材の土づくりへの活用が近年注目されています。
植物死体が時間をかけて土壌中で分解・腐熟した腐植酸は多種多様な高分子化合物の混合物のため、組成や効果を理論的に説明するのは非常に難しく、販売面では専ら「よくわからないけど、なんか良かった。」と選ばれるケースが多いようです。
本誌でも難解な話は割愛し、その効果について注目したいと思います。
腐植酸、主な役目(効果)は
腐植酸の効果は大きく以下のとおりです。
①植物に必要な栄養を供給する「肥料的な効果→生育の維持増強」
②保肥力を増強する「化学性の改良効果→追肥作業の軽減」
③土壌団粒化を促進する「物理性の改良効果→環境ストレスの軽減」
④ミネラル吸収を促進する「微量要素増強効果→品質の向上」
上記の他にも副次的効果として、
・土壌微生物の活性化(①と③を相乗的に良くする)
・作物の根張り向上効果(高温や乾燥等のストレス耐性をつける)
様々な面で作物の生育を改善するため、注目されるのも頷けます。

コスト面を考慮して上手に使いたい
「腐植酸資材を使うと堆肥投入を大幅に削減できる」と言われますがこれには条件があります。
熟畑ですでに収益性が良い「整った圃場」ならば腐植酸資材を主に地力維持を図るのは賢いやり方です。(品質がイマイチの堆肥の投入で起こる、病原菌や雑草種子が入るリスクを軽減できるため。)
ただし「不良地」であれば堆肥・緑肥で土壌を整えた後に腐植酸資材を使用する方が根本改善(土壌の炭素含量を高める)に良く、お財布にも優しいそうです。
しかし腐植酸資材は輸入品が多く、安くて品質が良いものは滅多にないのが現状です。
作物の収益性や栽培歴を振り返り、使用量を考慮するのが良いでしょう。
原料はすべて安心、安全な純国産原料です!!
今月号の川口肥料ニュースはこちら→川口肥料ニュース26.2月号
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