農業現場便り(ブログ)
3.22022
久しぶりの投稿です!
ブログ更新、超久しぶりです!
久しぶりすぎてログインパスワードも忘れてしまうほどでした(´;ω;`)
2022年になり2か月が過ぎましたが、この間個人的には身内でコロナ感染者が出てしまい、立て続けに3人が感染し、
自分自身も濃厚接触者として約3週間自宅待機という引きこもり状態で、家族の看護(食事や洗濯)でバタバタし、
ましてや高校受験を控えた娘が罹らないように感染対策を万全にして過ごしてました。
お陰様で、娘は体調不良も起こさず、明日受験日を無事迎えます。ちなみに私も全く健康体で何一つ問題ありませんでした!
3月1日より弊社も新しい期に入り、心機一転、頑張っていきたいと思っております!
本題に入りますが、肥料の価格が急騰しています。要因は沢山あるんですが、特に窒素肥料が高くなってきています。
ロシアの侵略戦争やコロナの影響もあり、まだまだ上がりそうな状況です。
そこでお客様から問い合わせのある窒素の効かせ方を、以前お話したことより少し細かく説明していくことにします。
農業よりの説明になるかもしれませんが参考にしてください。
窒素(以下N)は3要素の筆頭であり、収量・品質へ与える影響も大きい栄養素です。NはアンモニアN、硝酸Nのいずれかでの形で
作物に吸収されるほか、一部のアミノ酸も吸収されることが知られています。
土壌中に存在している細菌たちによってN肥料は
有機物➝アミノ酸➝アンモニアN➝硝酸N と変化します。
※アミノ酸・アンモニアN・硝酸Nはそれぞれ作物によって吸収可能(吸われる形が複数あります)
なお、肥料ではNをその総量で記載することとなっており、他の成分は酸化物の形で総量を記載するところが
両者の違いです。
さてNを効かせるためには、ポイントが5つあります。
①作物がどの形のNを好むのかを知る
水稲・茶・・・・・アンモニアNを好む
畑作物・果樹・・・硝酸Nを好む(レタスは特殊でアンモニアNも必要)
と一般的には言われています。作物ごとに再確認してください。
アンモニアNを好む作物は硝酸Nでは育ちが悪く、硝酸Nを好む作物は逆にアンモニアNでは障害が起こりやすい傾向に
あります。つまり、作物ごとに”好物のN”が必要なのです!
参考にしてください!
次回は②好む形のNを与える、③好む形のNが安定供給される土壌条件にする
です!