農業現場便り(ブログ)

川口肥料ニュース11月号 お勧め資材「バイシリカ」

◎最新の農業資材のトレンド

「鉄鋼スラグを利用した水田の土づくり勉強会in高知」が今月開催されました。
会場での研究発表や、懇親の場の生産者様情報などから、高温障害・連作障害対策は
もちろん、ひいては食の安全保障にケイ酸の施用は不可欠であることを再確認できた催しでした。水稲だけでなく、畑作にもケイ酸施用は今注目です。

◎生産現場では使用感の満足度が大切

ケイ酸施用の有効性はすでに常識ですが、肥料価格高騰の際には施用量削減の対象にあげられるのが現実です。その理由は主として3つと感じます。
①コスト的要因  生産物価格の下落で、トータルコスト圧縮が必要なため
②作業的要因   作業する人手や時間が不足しているため
③効果的要因   施用したが効果を感じなかった事例があったため
上記要因からの「ケイ酸不足」が近年問題となっている高温障害、病害虫被害に拍車をかけています。

①のコスト的要因ですが、作物の生産面より販売面にも目を向けましょう。「収量と品質の安定」が市場からの信頼の基なので、プロ生産者であるからこそ必要な資材と理解し、継続したケイ酸補給を続けましょう。
資材費削減 ⇒ 収量・品質の低下 ⇒ 価格の低下 を繰り返す負の連鎖にご注意!

②が深刻な問題です。近年は夏からいきなり冬!という妙な天候で散布作業が予定通りいかず、ケイ酸資材を「やりたいけどやれない」と耳にします。計画的に施用するようお願いします。

③は様々な要因(天候、もともとの地力、栽培技術)があり一概には言えませんが、効果を判断するには、3年程度は継続使用すること推奨しています。また非常に安価な競合資材の中には、ケイ酸の溶出が少ないため大量の施用が必要なケースも多く、①・②と合わせて解決するため、機能性が高い資材がお勧めです。(1袋価格は高くとも、トータルコストを抑えるので、結局はお得とご理解ください)
ご不明な点はお問合せ下さい。

お薦め資材「バイシリカ」(pdfの川口肥料ニュースが開きます)

ケイ酸30%保証の他、
りん酸・苦土・アルカリ分・微量要素を一材で補えます。
15Kg袋で比較的軽く作業負担軽減もうれしい
(反2~3袋の施用でOK)

関連記事

ページ上部へ戻る