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ルネサンス

酵素技術を応用した酵素入り資材

ルネサンスの効果

発酵技術である食用菌(乳酸菌・酵母菌・バチルス)とミネラル原料によって開発された新しいタイプの酵素入り資材です。
好気性菌と嫌気性菌の両方の力により、土壌の地力を高め、植物の生育促進に貢献します。

ルネサンス「4つ」のパワーを解説!

バチルス「基礎代謝、光合成能力を高める」

特徴的な成分:ポリアミン
光合成活性を高め、作物の老化をブロックし若返らせる

バチルスの細胞内に含まれるポリアミン。細胞の生まれ変わりに必要な若返り物質で、古い細胞から新しい細胞に変わる際の情報伝達機能の役目をしています。
ですからポリアミンが少なくなると、細胞分裂ができなくなり代謝機能が低下し老化が進みます。作物の収量を上げるには、いかに若く細胞を保ち維持するかが重要であり、ポリアミンによって基礎代謝が向上し、収量増加や、日持ちする作物になります。

酵母菌「成長促進、病害虫への抵抗性誘導」

特徴的な成分:サイトカイニン(ホルモン様物質)
細胞分裂の促進、側芽促進、着果促進、果実肥大、発根促進

酵母菌は細胞分裂促進物質であるサイトカイニンを作り出します。植物では主に根が張る際に先端で作られる物質であり、葉の気孔の開閉を盛んにして光合成を促し、生産力を高める働きもあります。収量増加や果実の肥大を行う重要な物質です。

特徴的な成分:エチレン
病害虫への抵抗性誘導、果実の熟期促進

エチレンは果実の熟期促進として、例えばバナナが緑色から黄色に変わる際に関与している物
質です。リンゴも収穫して置いておくと、エチレンガスを発します。最近そんなエチレンが病害虫ヘの抵抗性誘導に関わっていることがわかってきています。 ルネサンスの酵母菌は、エチレンの前駆体物質であるメチオニンを生産し、光と反応してエチレンを生産します。

乳酸菌「有害菌の抑制、肥料吸収の促進」

特徴的な成分:有機酸(乳酸、酢酸)
抗菌作用、肥料吸収の促進

乳酸菌は発酵段階において有機酸(乳酸、酢酸)を生産します。乳酸菌で代表的なキムチは、長期に保存しても酸っばくなるだけで、腐らないものです。これは、乳酸菌が生産する有機酸が他の腐敗菌の増殖を抑えています。「ルネサンス」をリンゴに散布することによって、病気にかかりにくい状態を作ります。また土壌に蓄積したミネラル(カルシウム・ マグネシウム等) や肥料成分を吸収しやすくし、肥料吸収力を高め、生理障害を少なくします。

LMC(低分子量キチン Low Molecular Ch iti n)

カニ殻は、古くから農業用資材として用いられており、植物の病害を抑えると言われています。数多くの研究により、その効果はカニ殻を構成する食物繊維であるキチンと呼ばれる糖の長い鎖によるものと判明しています。しかし、カニ殻が環境中で効果を発揮できる形のキチンになるには、分解などに数年間という長い時間が必要でした。

植物は、昆虫や線虫、糸状菌などの害敵に襲われるとキチン分解酵素を作り、その酵素で昆虫の殻、線虫の皮膚、糸状菌の細胞壁などに含まれるキチンを分解します。植物は、その際に生じるキチンの断片を認識することにより害敵の存在を感知します。LMCはその断片と同じ構造を持 っため、植物へ接触させると植物は害敵の襲来と誤認し、植物体内で生体防御に係わる反応が誘導されると考えられています。
そのため、LMCは植物体が本来もつ能力を引き出し、健全に生育するサポートをします。
LMCは、環境ストレスのダメージを緩和し、根張りや分げつを増やし植物の生長を促します。さらに、有用土壌微生物である放線菌の好意的な餌となることから、土壌中の放線菌を増やし土壌環境を改善する効果も期待できます。

使用方法

育苗期

10日間隔で散布(1000倍液)

定植前

土壌に1kgを500~1000倍にして潅水
※1kg/10a入れる事が重要です。

定植期

300倍液にドブ漬け後定植

定植~収穫まで

2回/月(約2週間ごと)500~1000倍液を葉面散布
又は1~2kg/10aを土壌灌注

使用上の注意

◆本品は酸性資材ですのでアルカリ性資材との混合はできるだけ避けてください。
◆殺菌剤などの貸材によっては併用することで菌の活性が落ちる場合があります。
◆ご使用の際は容器をよく振り、よく混ぜてからお使いください。
◆目に入った場合は直ぐに水で洗い流してください。
◆飲み物ではありません。
◆展薬と併用する場合、事前にテストしてから使用してください。

販売

2kg~20kgまで各サイズを取り揃えています。


ルネサンス2kg



ルネサンス4kg



ルネサンス6kg



ルネサンス8kg



ルネサンス10kg



ルネサンス20kg


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